東京書籍の学習者用デジタル教科書『新編 新しい理科 6』からアクセスできるシミュレーション教材「月の形の見え方」を紹介します。
シミュレーション教材「月の形の見え方」は、教科書に掲載されている、暗い部屋でボールに光を当てて、ボールを持ったまま身体の向きを変えていくとボールの光の当たって見える部分がどのように変わるかを調べる実験をした後のページからアクセスすることができます。
ボールに光を当てて見え方について考える実験をした後で、ボールの光の当たっている部分の見え方と月の形の見え方を連動して考えられるようになるために、シミュレーション教材「月の形の見え方」は役立つと思います。
学習者用デジタル教科書の『新編 新しい理科 6』のページからアクセスすると、右から太陽の光が当たっていて、中心にいる人から、月のどの部分に太陽の光が当たっているかを示す図が表示されます。中心にいる人はまっすぐ上を向いていて、画面を見ている子どもと同じ目線になっています。

画面右下の「3Dで見る」ボタンをクリックすると、このときに月がどのように見えるのかがわかります。「3Dで見る」ボタンをクリックしたら、画面が2Dから3Dに変わっていき、自分が空に月を見上げたときに月がどんな形をしているかを見ることができます。
この2Dと3Dの表示の行き来が、子どもたちが自分でボールの光の当たっている部分がどのように変わるかを調べる実験をした後で、月の形の見え方へと結びつけてくれると思います。

画面右下の「はじめから」をクリックして、最初の画面に戻って、月の位置をドラッグして動かすことができます。人を中心にした円であればどこにでも月を移動することができますので、好きな位置に月を移動して、どのように見え方が変わるのかを何度でも調べることができます。


円の上半分に月を移動させたときは、中心にいる人の目線と子ども自身の目線が一致するのでイメージしやすいですが、円の下半分に月を移動させたときには、中心にいる人の目線と画面を見ている子どもの目線が反対向きになるために、図からの読み取りが難しくなります。こうしたときにこそ、3D表示で確認できる、シミュレーション教材「月の形の見え方」が力を発揮すると思います。


こうしたシミュレーション教材は、何度もやってみたくなる、という操作性が非常に大切だと思います。いろんな位置に月を移動させて、そのとき月の形がどんなふうに見えるのかを3Dで見る、というのを何度も自分の情報端末の画面で見てみる、というのが実現できるのがいいと思います。
シミュレーション教材「月の形の見え方」紹介
フューチャーインスティテュート株式会社 / 教育ICTリサーチ 為田裕行


